自分の買値にこだわることに合理性がないのは重々承知しておりますが、自分の買値から下がっている投資対象をさらに買いにいくというのが私にはできません。いわゆるナンピンというやつですね。今までに含み損に転じた銘柄をさらに買い増すという行為は一度もしたことがありません。(あくまで株の話です。ドル買う時は仕方ないからね)
性格的な問題かもしれませんが、なんというかうまく言えないのですけども、本業が倉庫マンなものですから、今既にあるスペースをどこまで有効に活用するかに毎日それはもう気が狂うほど苦しめられているのです。ですから、予め限られた範囲において最高のパフォーマンスをいかに発揮するかというのは常に頭にあるのです。
倉庫内のスペース=リスク資産への振り向け予算だとすると、わざわざ下落している銘柄をさらに買い増すくらいなら、上昇している銘柄に乗り換えるほうがリスク資産に振り向ける予算の資金効率が良くなるのではと考えてしまうんです。もちろん、そんな保証は無いですし再現性のあるものでもないのは頭ではわかっていても、性格的にそうなってしまっているのでこれはどうしようもないですね。
別に短期筋でもないんですけども、そのせいなのかリバモアの本の順張りについての記述が心に響き過ぎて何度も読み返してしまいます。
下手だという自覚があるからこそ順張りでいこうと思います