2015年10月
(画像はビタワン様の社畜ちゃん台詞メーカーより)
ただ、私自身は巷でよくありがちな倹約は美徳とか清貧を心がけるということに対してそんなに思い入れがある訳ではありません。なので、他人が自分のお金で贅沢するのはおおいに結構だと思いますし、(狡猾なクズ役人共は絶対に許せませんが)また他人に徹底した節約を強制するつもりもありません。
むしろ、高給を稼げる能力のある人は大いに稼いで大いに使ったらよろしいと思います。個人消費が命の日本経済ですから。
今までに投資の知識や節約能力が凄いと言われたこともありますが、別に凄いだろーとかいう驕った気持ちは一切ありません。むしろ私にとっては接客ができる、営業ができる、事務ができるといった業務遂行能力がある人のほうが自分なんかよりも圧倒的にすごいと思います。私には出来ませんでしたからね。
端的に言ってしまえば、貧乏な家庭に生まれ、大学まで出ながらも、自分の場合は悲しいことに非常に残念ながらお仕事で稼ぐ能力がなかったため、節約や投資の知識でカバーしていく道しかなかった、そのために突っ走ってきた、ただそれだけなのです。
ピケティ教授が21世紀の資本で解き明かしたように、資本収益率は経済成長率を常に上回るとされていますね。
確かに実感としても非常に納得のいくものだと思います。なので私は少なくとも給料が入り続ける限りにおいては、うまく節約して株式に投資し続けたいと考えております。
ただし、どのような形で株式市場にアプローチしていくのかが最も資金効率が良いのかは非常に難しいですね。もちろん、何も考えずに丸々VTIに身を委ねるというのも決して悪くはないと思いますが…
なので、とにかく自分の頭で考え得る限りにおいてその時その時の最善を尽くしていくしかありませんね。
例えばダウ平均に採用されているような一流企業に入社するのは容易なことではありませんが、お金さえ出せば株主になることはできるのですから。
地元の図書館になれる!SEの新刊が入ったので、早速借りて読みました。
今回はスルガシステムに新人が入ってくるという内容で、今までの巻とは趣が異なりましたね。自分が新人の頃と重ね合わせてしまい読んでいてなんか辛かったです…
私がなれる!SEの1巻を読んでいた時はまさに丁度就活中で物凄く辛い時期でした。以前書きましたように、第二氷河期世代の自分としては、作中で主人公が今は売り手市場ということで、たった数年でこれほどまでに変わるものかと嘆くシーンにとても共感してしまい、なんとも言えない気持ちになり、より一層感情移入して読んでしまいました。
仮にもしもこの巻を自分が就職する前に読んでいたとしたら、なんでもっと新人に丁寧に教えてやらんのだと思ったでしょうが、今の自分にとっては主人公の苦悩とか苦しみが痛い程伝わってきました。
今の会社に入って三年目ではありますが、未だに新人が入ってこないため、私自身は新人を教えるという経験はまだありませんが…主人公が新人に対して、「会社は学校じゃねぇよ!」と怒鳴りますが、その気持ちもわかります。
この巻では以下の部分がとても印象に残りました。主人公が顧客の1人である橋本課長に相談してこう言われるシーンです。
「ただ従順でそつのない部下を使いこなすのは誰にでも出来ます。上に求められることは不揃いなメンバーをうまく業務というパズルに当てはめること。どんな跳ねっ返りでもお金に換えてしまうこと。それができる者こそよきマネージャーと呼ばれるのです。」
「コンサル時代の上司に言われたことがあります。仕事を片付けたいだけなら『よい仲間』を見つけろ、と。価値観の近い同僚が揃えばどんな案件も楽にこなせると。ただもし君が上にいくことを望むならーーーー彼は言いました。仲間になぞ頼るな。逆にどんな問題児でも使いこなせるようになれ。それが結果的には一番近道になると」
「桜坂さん、あなたが目指す場所はどこですか?仲間とともに目の前の仕事を楽しくこなすことですか。それとももっとべつのところ、ここではないどこかですか」
(引用終わり)
深いですね。色々考えてしまいました。
別にマネジメントするポジションにいる訳ではないのですけれども…
人は城 人は石垣 人は堀
と武田信玄は言っていましたし、
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
と山本五十六も言っていますね。
例え部下や新人といえども、個々の意思やそれまで生きてきたバックグラウンドを持っている人間なわけで、機械を動かすのとは違いますからね。人を動かすというのは本当に難しいと思います。
少し遅くなってしまいましたが、ようやく見終わりましたので、2015年夏アニメの感想を書きたいと思います。
今期観ていたアニメは、
- 干物妹!うまるちゃん
- のんのんびより りぴーと
- それが声優!
- がっこうぐらし!
- 監獄学園(プリズンスクール)
- WORKING!!!
- モンスター娘のいる日常
- シャーロット
です。
干物妹!うまるちゃん
うまるちゃんはヤングジャンプ連載開始時からとても好きな作品だったので、アニメ化ということで、世間にうまるちゃんの面白さが伝わって嬉しかったです!
私は個人的に世間でいういわゆる妹物といわれるような作品がまるで受け付けないのですが、うまるちゃんに関しては、サンカクヘッド先生に実際に妹がいらっしゃるということも要因としてあると思うのですが、妹物でありがちな兄妹間での性的に非常に気持ちの悪い感じがなく、とても自然な感じの兄妹の描写が凄く好きですね。
また、原作を読んでいる時にはあまり意識していなかったのですが、アニメが進むうちにうまるちゃんにだんだんお友達が出来ていくのがなんかたまりませんでした。特に、きりえちゃん絡みのエピソードが大好きです。あのコミュ障っぽい感じが自分と重なってしまうんですよね。原作を既に読んでいるため、エピソードを改めてアニメで追っかける形になってしまいましたが、作画やOP/ED、そしてうまるちゃんをなさっている声優さんの演技が素晴らしく、毎週楽しみにしておりました。おまけのうまるちゃんSも凄く良かったです!個人的に今期のNo.1ですね。
のんのんびより りぴーと
こちらは一期を観た時にとても良かったので、欠かさず視聴しておりました。相変わらずのんのんびよりは背景が素晴らしいですね。こんなところに住みたいなあと思ってしまいます。みんな優しくてそして楽しくていいなあと思いつつ、改めて自分の育った環境はつくづくひでえものだったなあと惨めになってしまうんですけどね…一期の時はこまちゃん可愛いなあと思っていたのですが、二期はなっつんが可愛いと感じました。
それが声優!
これはSHIROBAKOの二番煎じっぽいなあと最初見たときに思いましたが、こちらのほうがリアルに寄せていて、挨拶に回るシーンとかは観ていてつらくなる部分も少なくなかったですね。声優って本当に大変なんだなあと思いつつもやっぱり凄いんだなあと感じました。一社畜としては仕事が多いと嫌になりますが、仕事があるというのは有り難いことなのかもしれないなと思ってしまいます。
がっこうぐらし!
この作品は全くの未知だったので、1話を観ていて、なんだかありふれた日常物でつまらないなあと思っていましたが、1話の最後まで観て、だんだん引きずり込まれましたね。極限状態での日常生活ということで、シリアスなシーンと日常的なシーンがとても対照的な作品でした。いつシリアスが来るのか観ていて怖かったです。働かないアリに意義があるというかなんというか、組織の中で全員が同じタイプで真面目なことにより負の感情が増幅してさらに危険なことになることは多いと思うのですが、組織として長く生き残るためには多様性に富んだ人員構成は意外に大事なのかななんて、そんなくだらないことを考えてしまいました。個人的にはくるみちゃんが好きですね。
監獄学園
下ネタだらけでしたが、あのくだらない感じが良かったですね。OPとEDの曲が好きです。原作を読んでみたくなりました。
WORKING!!!
こちらは三期ということで、一期や二期に比べると、恋愛や伏線回収にフォーカスが当てられていてまだるっこしく感じました。一期や二期の時ほどは楽しめなかったのがちょっと残念ですね。
モンスター娘のいる日常
こちらは人外ということで、ちょっと変わったハーレム物だったなあと思いました。
シャーロット
ずいぶんゲスい主人公だなあと思っていましたが、面白かったです。最後の急速な展開に戸惑ってしまい、ついていけませんでしたが…
ちなみに途中まで観ていたのが
- 下ネタという概念が存在しない退屈な世界
- おくさまが生徒会長!
- Classroom☆Crisis
ですね。
今期は豊作だったので、気になるアニメを全部追っかけるのは難しかったですね…
今年の夏を乗り切ることが出来たのはうまるちゃんのおかげですね!もう会えないのがとても寂しいです…
うまるちゃんOPのこのシーンが大好き過ぎてなんども観てしまいました。
※あくまでも個人的な考えです。一般論としてではありませんし、一般化しうるものだとも考えておりません。矛盾もあるかもしれません。
まとまりがないので箇条書きで書いていきます。
- 割高に売りなく、割安に買いなしと言われるが、インターネットが発達して情報伝達がより効率的になされる現代においては、割安で放置されるということにはやはりそれ相応な理由がある訳で、安易なバリュー投資は危険なのではないか?自分だけが割安株を見抜けるというオーバーコンフィデンスは戒めるべきではないか?一般には割安株投資は割高株投資よりも高いリターンをもたらすことが多いと言われるが、安易な素人判断でいわゆるシケモク投資をしてしまうくらいなら、もっと成長性を重視した方が良いのではないか?仮に割高であったとしても、高い成長性を有していればそこまで大きく負けることは少ないのではないか?また、インデックス運用だとしても、買い付けるその時点においてはそのインデックスに含まれる割高株はその時の価格になるわけだし、個別株を買う時にしても過剰に低PERにこだわる必要はないのではないか?体感的にはPER30までだったら十分買ってもいいのではと考えている。むしろビジネスモデルやその会社の商品やサービス、そして決算にこだわるほうが大切ではないだろうか?
- 分散投資は大事だと言われているが、インデックス運用ということではなく、仮に個別の50銘柄で2%ずつ保有していたとしても、個別株もそこまで悪くはないのではないか? また心理面において、漫然と指数を見ているよりも、個別株のほうが投資しているという実感を得やすいし、配当が出るのはうれしいものである。また仮に株価が下落しても好きな銘柄であれば積極的に買う気になりやすい。そして何よりも楽しい!専業投資家や機関投資家ではないのだし、個人の兼業投資家にとっては長く市場に居続ける為にも楽しいというのは案外重要なのではないか?もちろん、個々の企業がもつリスクは全面的に受けとめることになるが、個別株の方がリスクが増大すると感じるならば、そもそも全資産における全体のリスク資産への投資金額の比率を縮小すればいいだけの話であろう。以前私は銘柄が多くなると管理が大変になると書いたが、元々買う前に良く厳選すれば厳重に管理する必要はないのではないかという考えに変わってきている。
- いわゆる鉄板と言われているPGやJNJ等の銘柄は連続増配しているし、BRK•WFCも個人的には好きだが、既に大型株であり、今後も株価が何倍にもなるというのはあまり考えにくいのでは?もっと投資する際に時価総額を考慮してもよいのかもしれない。
- 安易な考えで投資するセクターを分散しようとして、シクリカルな業種や高ベータ株式をポートフォリオに組み入れて全体のボラティリティが高くなり、被弾して大損してしまうくらいならそもそもシクリカルな業種は元々ポートフォリオから除外しておいても悪くないのではないか?
以上、零細個人投資家の戯言でした。基本的な投資方針はバイアンドホールドであることに変わりはありませんが、その他の部分については随時柔軟に変えていきたいと思います。お仕事は肉体労働で知的生産をする訳ではありませんし、こういうところで頭をフル回転させていきたいですね。なんといっても大切なお金なのですからね!
まさにタイトル通りです。私は肩幅が広いんです。身長はそんなに大きいほうではないのですが…
中学時代は柔道部、高校時代はラグビー部から勧誘を真っ先に受けたくらいです。これはもう骨格ですから太ってようが痩せてようが関係ありませんね。
今のお仕事は肉体労働が多いのですが、別に肩幅が広いからといってメリットなんて何もないです。むしろ電車で座っていて文字通りの肩身の狭い思いをしたり、人混みで他人とぶつかることが多いのでいいことなんてほとんどありません。トラウマだらけです。
ないものねだりをしてもあんまり意味がないのは重々承知しておりますが、胸板の薄い細めの人に憧れますねー。
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このブログのタイトルは、この言葉から着想しました。
“Life is like a snowball.
The important thing is finding wet snow and a really long hill. ”
― Warren Buffett
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