image




私は米国株投資家ですが、フルインベストメントはしません。というより、自分の性格上できません。米国に住んでいてドル建てで生活するのであればそのほうが良いでしょうが、円建てで生活している以上、過去のセオリー通りに動くとすれば、リセッションが来たときに円高、米株安のダブルパンチを食らうことになります。



曲がりなりにも低ボラティリティ戦略を標榜していますし、ボラティリティを安定させることこそがこの長期戦で勝ち抜いていく何よりの秘訣だと考えていますので。個人が致命傷を負えばそれで討ち死にですからね。



その為、2013年まで防衛資金にあてようと決めていたお金は全額国債にしてあります。自分でここまで貯めようと決めた防衛資金が貯まってから米国株にシフトしていきました。この辺の考え方は預金王さんのおかげですね。非常に感謝しております。ブログをお消しになってしまって残念ですが…



どのような投資法にせよこれでこれだけ儲かった!というのには生存バイアスがかかっていることに留意する必要があります。しかもどこまで本当だかわかりませんし。FXにしてもそんなにうまくトレード出来るならそもそも大いにご自身でお稼ぎになったら良いのであって他人にアピールしたり商材売ったりセミナー開いたりする必要なんてないでしょう。




自分が始めた時とは違ってなんか最近は米国株ブログも増えているようですが、住宅ローン組んでおきながらキャッシュフロー(笑)を確保して米国株投資(笑)とか意味がわかりません。金利以上のパフォーマンスを出す自信がよほどおありなのでしょうか。複利効果が確実に効くと言えるのは確定金利の時だけです。投資よりも借金のほうが強烈に複利効果は働きます。



低利なり無利子で融資を受けれるなら考えてもいいかもしれませんが…まあ他人様の経済活動にケチをつけてもしかたないですね。でも変なフラグが立っているみたいで実に嫌な気分になりますけども…アイスランドで円建て住宅ローンを組んでいてリーマンショックで返済困難になったニュースを思い出してしまいます。



確かにフルインベストメントしておけば今よりも資産は増えていたでしょうが、これまでだって鉄壁の守りがあったからこそ米国株式を買うことが出来たのです。日々恐怖との闘いなんですから。



市場が暴落している時に、投資をしていないだけで市場平均には勝てるわけですし、個人はどのようなキャッシュポジションを取ろうと自由です。いかにボラティリティを抑えつつ株式のリスクプレミアムを享受していくか、ここが個人投資家として工夫のしどころだと考えています。




image




ワンピースの初期の敵キャラで個人的には鉄壁のパールさんが好きなんですが、鉄壁のいぶし銀スタイルでいきたいですね。



仕留めるう? 
きみがおれを!? 
無理だねそりゃあ! 
おれは過去61回の死闘を全て「無傷」で勝ってきた鉄壁の男だ 
君は手を守るだけだがおれは全身を守り戦える 
 おれは戦闘において一滴も血を流したことがねーのよ 
血の一滴たりともだ 
無傷こそ強さの証! 
クリーク海賊団"鉄壁の盾男"パールさんとはおれのことよ 
おれはタテ男で ダテ男だ 
イブシ銀だろ