今回は節約について改めて考えを自分に言い聞かせるという意味も込めてまとめてみます。



世の中には無数の節約術や節約の記事が溢れていますが、それらを全て神経質にやろうとして疲弊してしまうくらすいなら、大きな固定費を削るほうが労力も少なくて効果も大きいと考えております。



異常と思えるほどケチケチするのは限られた人生の無駄だと思います。そもそも節約それ自体は特に何かを生み出すというものではありません。



やはり、山崎元氏がいうように、節約はまずは大きな固定費の見直しからだと考えます。節約というと、やたらと待機電力の削減や風呂の残り水で洗濯等、水光熱費がフォーカスされる事も多いのですが、これらは過剰に気にする必要はないと思います。(かつての私がそうでしたが)水を多少出しっ放しにしたところで金額などたかが知れていますし、また電気代やガス代をケチったあげく風邪をひいてあるいは熱中症になって医者にかかったり薬代を払ったりなんてこんな馬鹿なことはありません。



そもそも一生懸命削りたおしたところで所詮月数千〜一万円しか浮きませんし、いくら頑張ったところでゼロになる類のものではありません。ただ精神的に磨耗することにはなんの意味もありません。むしろマイナスでしょう。労力の割に効果があまりにも悪すぎます。食費にしても削ったところで削減効果の割に生活がさもしくなるばかりですし。またよほどの大食いでもない限り1人の人間が食べられる量なんて限られています。



汚い表現ではありますが、佐藤優氏のインテリジェンス人生相談に載っていた言葉を借りると、糞や小便をいくら我慢したところで根性なんてつかないのです。なので私は水光熱費はほとんど意識しておりません。特に考えなくても大体一定の値に収斂していってますので。



以前の記事に書きましたが、その一方で通信費は徹底して削減しております。これは個人の価値観にもよりますが、やはりたかだか土管屋ごときに月5千円以上払うのは絶対に嫌なので。通信セクターに投資したことはこれまでにありませんし、これから投資することも絶対ないでしょう。(こいついつもセクターセクターうるせえな)



やはり、一般論として大きいと言える、三大固定費の住宅、車、保険ここをなんとかしていくことが重要だと考えます。


今現在私は車を所有しておりませんし、保険にも入っておりません。となるとやはり住宅しかありませんね。


というわけで、さらなる固定費削減の為に家計防衛策として引っ越したいと思います。クローズアップ現代で羽生市の例が取り上げられましたが、まだまだ家賃が安い物件はありますので、これを利用しない手はないと思います。もちろん、会社に通える範囲でですけれども…


最も大切なことは、くだらぬ嫉妬心や横並び主義で行動せず、本当に自分にとって大事なのは何なのかという着眼点を見失わないことだと思います。自分の価値基準を大事にしつつ、山崎元氏が言うように、息を吸って吐くようにお金とは自然体で付き合って行きたいものです。