バフェットの名言に以下のようなものがありますね。


ルール1 絶対に損をするな。
ルール2 絶対にルール1を忘れるな。


色んな投資に関する原理原則の中でこれがNo.1だと私は思っています。


たまに投資ブログ等でテーマに取り上げられますが、損をした分を取り返すのは本当に大変です。例えば100ドルの株が5%下落して95ドルになったとして、そこから5%上昇しても、99.75ドルにしかなりません。この例からも損をしないことの重要性がお分かり頂けると思います。


話は変わりますが、私は誰になんと言われようと自分流を貫く落合博満元中日ドラゴンズ監督の考え方が個人的に好きで、落合監督の時はずっと中日を応援しておりました。少し前になりますが采配という本も読みました。落合監督のとにかく負けない野球に徹するという考え方は投資にも通じるものがあると思います。確かにああいう野球は正直言ってみていてつまらないかもしれません。また投資においてもディフェンシブばかりに重点を置いているポートフォリオは運用していて退屈だと思うかもしれません。


ですが、あーだこーだ言ったみたところで負けたら意味がないのです。含み損をかかえながら配当を貰って自分に言い訳してみたところで、トータルでマイナスならそれはやはり負けなのです。もちろん自戒を込めてですが…


幸い昨今の株価下落のダメージは以前ポートフォリオにおける比率が高かったXOM PG JNJ IBMを売却し、また、エネルギーセクターの比率を抑えておいたおかげで、含み益が減少しただけで済んでおり、損はしておりません。


これまでも、そしてこれからも、兎にも角にも絶対に損をしない事を大原則としてポートフォリオを組んでいく所存です。