ラノベとかマンガ以外の作家・評論家で個人的に好きでよく読むのは
和田秀樹氏・山崎元氏・佐藤優氏・山口正洋氏
です。
佐藤優氏の本は最近だとインテリジェンス人生相談や人に強くなる極意を読みましたが、今回、ズルさのすすめというタイトルの本を読みました。
この本ではいろいろな処世訓が述べられていますが、個人的に特に印象に残った部分を引用致します。
・自分の行動と周りの評価は別物だと考えることが大切です。(中略)他人の評価や 評判というのは、自分で操作しようにも操作できない部分。それを、もともと課題が別なのだと割り切れば気持ちが楽になります。それなら、人に明らかな迷惑をかけない限りは、自分の好きなように自分を主張し、行動するのもいいでしょう。なかには嫌う人がいるかもしれませんが、逆に応援してくれたり好きになってくれたりする人がいる可能性もあります。人の顔色を見て自分の意見を変えたり、おどおどしたりしている人物より、自分の好きなものを明快に求め、生き生きとしている人の方が魅力的なことは間違いありません。
結局は、好かれようが嫌われようがかまわないと、どこかで自分を突き放すことができるかどうか。これは自暴自棄や投げやりとは違います。自分を出せたら、あとはどう評価されてもかまわない。そういう突き放しです。突き放しができる人のほうが周囲から見ると単純明快、曇りのない人格として受け入れられることが多いように感じています。
・ただしビジネス、特に会社で自分をどこまで主張できるかは、また別の現実が介在してきます。(中略)立場と状況が変われば、当然自己を主張できる範囲が異なります。やはり、安定した収入源がある人、しかも複数ある人の方が言いたいことを言いやすい。つまり、どれだけ経済的、能力的に自立しているかによって、言える範囲、言えない範囲の線引きが変わってきます。(中略)ですから、嫌われることを恐れないというより、まず嫌われても自立して飯を食っていけるくらいの力があるかどうかが重要です。
・今はネットを通して〜(中略)〜自分が自由にできる世界を持ちながら、収入も複線化することができます。精神的にも経済的にも余裕ができることで、職場でのストレスなどへの耐性が強くなるでしょう。これはまさに逃げ場をつくるということです。権力や組織がまともに牙をむいてきたとき、おそらくほとんどの人は対抗することができません。僕たちができる唯一のことは逃げること。(引用終わり)
この部分が今の自分にとっては強烈でした。業界も会社も斜陽、毎日アウェーゲームの中、もがいている状況ですからね。
これからも、株で収入源を複線化しながら、(全然まだまだですが)それらを心の支えにしつつ、仕事のストレスに耐えていきたいと思います。久々に良い本を読みました。この他にも役に立つ処世訓が満載でした。
もっていーけー
最後にわらっちゃうのは
わたしのはーずー
なんて歌詞がふと思い浮かびましたが、らき☆すたやってたのももう7年前なんですね〜
リーマンショック前でトヨタが世界のトヨタとか言われてた時期ですね。
あの頃は丁度自宅浪人で辛かったです…