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塾講師のバイトを辞退した後、大学に入学して履修登録等も終わり、今度は都内の求人誌を見て、色々とバイトを探し始めました。


私はあまりに人と話すのが得意ではないので、接客系のバイトはどうしても気が進まなかったため、なるべく接客系ではない方向で探しました。


そんな中で、ようやくビュッフェスタイルの飲食店でのキッチンのバイトを見つけ、採用されました。時給が1000円だったので、稼ぎたかったので丁度良いと思いました。


キッチンの中でも、色々とポジションがあって、私はホットセクションに配属されました。揚げ物揚げたり、オーブンで魚とか肉とか焼いたり、大鍋でカレーとかスープとか作ったり、莫大な量のパスタを茹でたり、色々な料理を作りました。辛かったですがまあこの時の経験が多少は一人暮らしの料理に役に立っているかもしれませんね…



厨房は戦場と言いますが、まさにその通りだと思います。特にビュッフェスタイルなので、料理を切らすわけにはいきません。今になって思うと、正直言って、もうやりたくないですね。辞めたいと何度も思いましたが、当時は学費もなんとかしなければなりませんでしたし、何しろお金が必要でした。初めてのバイトと飲食業ということもあり、どこもまあこんな感じなんだろうと思い、食いしばって頑張りました。また新しくバイト探すのもしんどいなと思いましたし。ただ勤務時間も終電ギリギリまでということもあり、寝るのは3時4時でしたし、生活が不規則になり、そこを辞める直前に初めて献血に行ったら肝臓の数値が悪すぎて献血断わられてしまうくらいになってました。大学の科目はなるべく午後の科目を履修するようにしてました。


いつも忙しいせいもあり、人間関係は非常によろしくありませんでしたが、元々大工をなさっていた50歳ぐらいのアルバイトリーダーの方がとても目をかけてくれたので、続けることが出来ました。その為、その方が異動になるタイミングで私も辞めました。結果的にその店では2年半程働きました。どこもそうかもしれませんが、仕事内容よりも人間関係が難しいです…


確かにそれなりに稼ぐことは出来ましたが、もう少し早く帰れるバイトが良いと思い、次のバイトを探しはじめます…