ピーターリンチさんの本にあるこの文を思い出して書いてみようと思いました
最近アクセスが多いので、ご新規さんもいるかもしれませんし
私は倉庫(物流子会社)で働いておりますので、まあ言ってみれば物流の最前線におります。
扱っている商品は消費財ですので、小売店なり卸に出荷していく訳ですね。(資本財ならまた違ったのでしょうが)
当然その中にアマゾンもある訳でして。
私が入社したのが2013年でしたから、まだその頃は全然リアル店舗向けにじゃんじゃん出荷しておりました。そこから徐々に落ち込み始め、一気に流れが変わったのが2016年に入ってからですね。
信じられないことですが、リアル店舗の在庫の滞留が尋常ではなく、アマゾンが急速に拡大し始めました。
恐らくというか多分ほぼ間違いないと思うのですが、スマートフォンの普及により買い物をアプリで済ますという違和感の払拭がここへ来て完全になされたのだと思います。
アマゾンの仕入先は実質外部倉庫としての機能を強いられる訳ですよ
詳細は伏せますがこれが大変なのです
アマゾンにこの業界が飲み込まれていく中でどう対抗するのかと色々考えてみたところで絶対にムリダナ(・×・)と思ったので、じゃあ全力で買えばいいじゃん!と思い、それまで買っていた米株&ETFを全額売却してAMZNを全力買いし、今に至るというわけです
それまでのポートフォリオはこんな感じでしたね
今更アマゾンアマゾンと騒いでももう遅いじゃないかと思ったりもしますけど、まあ自分の判断は間違っていなかったということなのかなと思います。
学生時代に読んだこの本は結構衝撃的でしたが、アップルグーグルマイクロソフトと異なり、唯一リアル物流網を持っているという強みはそう簡単に覆されるものではないと思うんですよ(利益を牽引しているのはクラウドですけどね…)