円高に振れてますね。久々ですね。
為替については以前にもかきましたが、

まあ改めて書いてみようかなと。


個人的には円高と円安どちらが望ましいと考えているかというと、円高のほうが望ましいと考えております。どうにも投資界隈の方々は円安がお好きなようですが…



IT化、OA化、産業構造/雇用形態/人口動態の変化、あるいは労働分配率、どこに理由を求めるにせよ、我が国において所得はすくなくとも円ベースにおいては下がり続けている訳です。



所得が伸びない以上、所得の価値を対外的に自動的に上昇させてくれるのですから、円で給料をもらっている以上は円高は大歓迎です。先進国にせよ新興国にせよ、各国の所得が伸びている以上、円の価値が仮になくなれば、世界から取り残されて沈んでしまい、どんどん貧しくなってしまいます。



少子化が進んでいるからといって、移民だの出稼ぎ労働者受け入れ云々とよく騒がれますが、通貨が弱い国にわざわざくるバカなんていませんからね。



仮にいくら仕事があるからといって、日本からわざわざ通貨の弱い国に出稼ぎに行く人間なんていますか?いやいないでしょ?つまりはそういうことです。



ですから、やはり自国通貨は強いほうが良いと考えます。たとえ給料が安くとも強い円で海外の素晴らしい企業をより多く買える、こんな素敵なことはないでしょう。